NZワーホリで私に起きた仕事観の変化とは?
ニュージーランドで約1年間のワーキングホリデーを終えて帰国しました。
帰国したら仕事はどうするの?
今回は、ニュージーランドで変化した仕事観についてです。
ワーキングホリデーは英語の上達やお金を稼ぐこと以外に、日本にはない考え方やモノの見方を体験して、新しく自分のものにすることも成果の1つだと感じます。
それでは、いってみましょう。
ニュージーランドの働き方3原則
・残業しない
・金曜日は早帰りしていい
・1ヶ月ホリデー
ニュージーランドの人が仕事で大切にしてること
・効率を追求しすぎない
・間違えるよ、人間だもの
・休む、稼ぐより休みたい
ニュージーランドでは不思議なことがたまにあります。
どこまで乗っても一律料金なのに、乗るときに運転手さんに行き先を伝えるバスとか、
点線があるのに絶対その通りに開かないお菓子の紙箱とか。
日本だったら、すぐに改善されてしまうんだろうなってものがそのまま残ってます。
改善って、誰かの仕事です。それが残業になっちゃうなら、そこまでお客さんに悪影響じゃないなら、そのままでいいってことなのかなと感じました。
店員さんに質問すると、回答が間違っていることがよくあります。経験的に20%くらいの確率。できなかったよーとまた問い合わせると、あらごめんねーこうかしらなんて言って。お互い間違うこと織り込み済みです。
ごめんで済んだら警察いらないって、すごい怖いですよね。間違ったら、ごめんね、いいよ。で許せる社会が良いな。慣れるとラクですよ。
法律で祝日は給料1.5倍なのですが、みなさんできることなら休むことを選択します。家族や友人・趣味の時間を大切にしています。(レストランとかは20%の上乗せなので外食するときは注意です)
番外編
・職業に優劣はない?
ニュージーランドで、初対面の人との話題にでるのが"What do you do?" ”職業は何ですか?”
そして、日本より人口が少ないからか、文化が違うからか、いろんな職業の人に出会いました。
観光ガイド、大工、造園、動物関係、シェフ、運転手などなど。
ワーホリだったのでオフィスで働く人と関わりがなかったこともありますが、
”○○をしています”という返答は”Cool!”ですし、具体的にどんなことをしているのかを誇らしげに教えてくれることがほとんどでした。
日本のように『良い会社』にとらわれず、自分の仕事に誇りを持っている。かっこいいなと思いました。
私のエピソード
私はローカルレストランで働いていたのですが、お客さんからたくさん「ありがとう」と言われて働くことが楽しかったです。お客さんと店員さんの関係性が、お互いにフレンドリーで親切で優しい世界でした。
また、日本で会社員時代は週50~60時間働いていましたが、ニュージーランドでは週20
~30時間ほど働いて新入社員時代と大差ないお給料をゲットしていました(チップ含む)。
結論
生活の中の仕事の割合が少ないのと、なんだか自分の人生を生きていると感じられてとても楽しいことに気づきました。
仕事では、相手にも自分にも厳しくならないこと・感謝を伝えることで、ストレス少なく良い仕事ができると確信しました。
引き続きニュージーランドのことを振り返っていきます。また次回