【屋久島 もののけ姫の森】初心者の白谷雲水峡・太鼓岩トレッキングまとめ|体験談
もののけ姫の舞台で有名な屋久島は白谷雲水峡。初心者でも行くことができるのか、持ち物や注意点などをまとめました。
(白谷雲水峡)
白谷雲水峡のコースは3つ
もののけ姫の森(=苔むす森)を通るコースが最長で、 1時間〜4時間となっています。実際に初心者の私が太鼓岩往復コースを行ったときは、お昼休憩と写真を撮るために立ち止まったり、小休憩したりで4時間半弱でした。
通常の登山のコースタイムでは1.5倍位かかる私なので、白谷雲水峡のタイムは易しめに設定されています。
結論から言うと、初心者でもガイドさんなしで充分に楽しめます!
もちろんガイドさんがいることで、植生のことなど楽しいお話を聞けたり、もしものときの安全を確保できたりと良いところがたくさんあります。
白谷雲水峡は道が曲がっていて前の人と後ろの人がすぐ見えなくなるんですが、1人で森の中にいる感覚をじっくり味わえるので、とても良かったです。
最初(地図の1〜6)は木の階段や石畳など、道が舗装されていて歩きやすいです。
やはり登り道なので私は少し息が上がりましたが、この時点で周囲の景色はたくさんの屋久杉などに囲まれとても癒されます。
6からは舗装されていない道になります。勾配はあまり変わらないので、急に辛くなるということはありません。少し足元に気をつけながら歩きます。歩き慣れたスニーカーでも大丈夫でした。
沢の水はとてもきれいで、飲むことができます。お手洗いは入り口と13の白谷小屋にもあるので安心です。きれいです。
今まで歩いて来た道も充分に苔むしていて、「え、ここからなの」とびっくりしました。景色は変わらず美しかったです。
14の辻峠まで2時間弱で到達。さて、太鼓岩まで行くかどうか。なぜかとても難易度?が上がり、急勾配になります。片道15分程と短いのが救いです。
体力と帰りのバス時間と相談。
太鼓岩は午後から霧がかかって周りの山が見えなくなることが多いので、狙うなら午前中です!
服装と持ち物(9月中旬・晴れ)
半袖、レギンス、長ズボン、スニーカー、帽子
マウンテンパーカー
街中より気温が3〜6度低いので涼しいです。歩いている間は半袖で汗ばみましたが、休憩すると涼しくちょうど良かったです。速乾性とかウールとか気にせず普段着でした。
500mlペットボトル、水筒、お昼ご飯、お菓子、折りたたみ傘、手袋(軍手的な)
本当は、ヘッドライト、地図・コンパス、非常食なども必要ですよね。
雨の場合は、レインウェア上下、ザックカバー、傘、長袖重ね着できるもの、着替えもあるといいと思います。
注意点
★増水
雨が降ると沢の水が増水し渡れなくなってしまうため、コース規制がされます。
私が2度目に行った際は、地図の2から3、6から7、12が増水で規制されていて、弥生杉コースから4→3飛流橋を渡り第2駐車場へというコースのみでした。道が川のようになったり、自然の力は怖ろしいものもあります。ムリに入山することなく、安全第一で行動しましょう。
もし、増水して帰れなくなったらムリに沢を渡らず、雨が止むとすぐに水位が下がるので、落ち着いて雨が止んでから行動しましょう。
★道迷い(コースはずれ)
基本的には1本道でわかりやすいのですが、地図12以降で、特に沢を渡ったあとで少しわかりにくい箇所があったので気をつけてください。ピンクのテープが目印であるので、見つけてからその方向に進んでいくといいでしょう。
★帰りのバス時間
バスでアクセスした場合は、バス時間に注意しましょう。最終は16:10です。屋久島にはバス会社が2社あり、それぞれ1日4往復していますが、フリーパスの相互利用ができないので、実質2時間に1本です。
さいごに
初心者でも充分に楽しめましたが、自然はいつ何が起こるかわからない怖さもあるので、対策や心構えをして、安全に楽しみましょう。
運が良ければヤクジカに出会えるかも。えさは与えないでね。
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